最近、AI(ChatGPTなど)の進化がすごすぎて、つい何でも頼りたくなりますよね。でも、最新の研究では「AIに頼りすぎると、人間の脳の機能が落ちちゃうかも?」という心配な結果も出ているんです。
今回は、2024年〜2025年の最新論文をもとに、AIと賢く付き合う方法を紹介します!
脳の活動が半分に!?「AIお任せ」の怖さ
MIT(マサチューセッツ工科大学※1)などの研究で、衝撃的なデータが発表されました。
- 脳が動いていない
最初からAIに文章を書いてもらった人は、自分で書いた人に比べて、脳の活動が約47%も低下していました。 - 書いた内容を忘れる
AIを使ってエッセイを書いた人のうち、なんと約83%が「自分が何を書いたか思い出せない」という結果に。自分で考え、言葉を選ぶプロセス(脳へのインプット)をAIに丸投げしたせいで、記憶に残らなくなってしまうんです。
「思考の筋肉」がガリガリに痩せてしまう?
これを研究者は「コグニティブ・デット(Cognitive Debt/認知の負債)」と呼んでいます。借金のように、後からツケが回ってくるという意味です。
- トラブルに弱くなる
普段からAIに任せすぎると、いざという時の「判断力」という筋肉が衰えます。予想外のことが起きたときに、自分で考えて解決できなくなってしまうかもしれません。 - 「これって本当?」と疑う力が落ちる
AIを使いすぎると、情報を分析して評価する力(クリティカル・シンキング)が低下するという報告もあります※2。

AIを「代わり」にするか「相棒」にするか
もちろん、AIを使うことすべてが悪いわけではありません。大切なのは「使い方」です。
- 脳を先に使うのが正解!
最初に自分の頭で構成を考えたり下書きをしたりしてからAIを使った人は、パフォーマンスも高く、脳も活性化していました。 - AIは「相棒(コパイロット)」
自分の代わりにやらせるのではなく、自分の能力をパワーアップさせるための「協力者」として使うのがベストです。
脳を鍛えながらAIを使いこなすコツ
最新の論文が提案しているキーワードは、「Struggle first, Prompt later(まずは自分で悩み、その後にAI)」です。
- ゼロからAIに任せない: 完璧じゃなくていいから、最初のアイデアや構成はまず自分の頭でひねり出す。
- AIの答えを疑う: 「これ本当に合ってる?」「もっといい方法はない?」とチェックする作業を、脳のトレーニングにする。
AIのおかげで浮いた時間を、「もっと深い思考」や「新しいことへの挑戦」に使えるかどうか。それが、あなたの脳が進化するか、退化するかの分かれ道になりそうです!
「まずは1分、自分で考えてみる」ことから始めてみませんか?
※1 Your Brain on ChatGPT: Accumulation of Cognitive Debt when Using an AI Assistant for Essay Writing Task
※2 The Impact of Generative AI on Critical Thinking: Self-Reported a Reductions in Cognitive Effort and Confidence Effects From a Survey of KnowledgeWorkers