「もっと面白いアイデアが出せたらいいのにな…」
企画、SNSのネタ、イベントのアイデア出し。何かと「発想力」を求められるシーンって多いですよね。
でも、発想力ってセンスだと思っていませんか?
実はこれ、「筋トレ」と同じで、トレーニングで鍛えられるものなんです。
今日は、私がアメリカの天才精神科医の本から学んだ、ちょっと変わったトレーニング法をご紹介します!
1. 20世紀最高の天才が薦める「謎の本」
私がその方法を知ったきっかけは、20世紀最高の催眠療法家と言われるミルトン・エリクソンの弟子のシドニー・ローゼンが、ミルトン・エリクソンの治療のストーリーをまとめた本でした。
そこに紹介されていたのが、『メンタルジョギング』という本。
「あのミルトン・エリクソンが信頼する弟子が勧めるなら!」とさっそく原著を取り寄せてみたのですが……
届いてびっくり。
そこに書いてあったのは小難しい理論ではなく、「ガチのトレーニング問題集」でした(笑)。
確かに、本を読んだだけで発想力が上がるわけないですよね。実際に頭を動かしてナンボ。これが正解でした。

2. 【Q】あなたならどうする?
この本のルールはシンプル。
「可能か不可能かは置いといて、とにかく素早く、たくさんアイデアを出す!」
例えば、こんなお題があります。
「運転中にコーヒーをこぼさない方法を、6つ以上出してください」
皆さんも、30秒だけ考えてみてください。
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出ましたか?
本の回答例には、こんなことが書いてあります。
- カップにフタをする(普通!)
- 凍らせてアイスとして食べる(なるほど)
- 哺乳瓶に入れて飲む(えっ!?)
- ジャイロスコープ搭載の容器を作る(大げさ!)
- 点滴の容器に入れてチューブで飲む(そこまでして飲みたい!?)
「え、それアリ?」と思うようなぶっ飛んだアイデアまで並んでいます。でも、この「制限を外して出し切る」ことこそが、脳のストレッチになるんです。
3. 作者にメールしてみたら…驚きの展開
この本に感動した私は、「ぜひ日本語で広めたい!」と思い、著者のレイド・J・ダイツマン博士に直接メールを送ってみました。
すると、博士から気さくな返信が!
「翻訳出版はダメだけど、ワークショップや講義で自由に使いなよ。結果も教えてね!」
という、まさかのお墨付きを頂いたんです。
…ただ、後で気づきました。
「別に翻訳しなくても、自分で新しいお題を作ればよかったんじゃね?」と(笑)。
自分の発想力のなさに、ちょっと恥ずかしくなりました。
4. Vtubeに挑戦、そして今。
その後、このトレーニングを広めようとクリエーター仲間たちとVtubeにも挑戦しました!
(イラスト担当の負担が激増して、自然消滅してしまったのは切ない思い出です……泣)
最近はAIが何でもやってくれる時代。
でも、だからこそ「自分の頭でゼロからバカバカしいことを考える力」は、ますます価値が上がっている気がします。
まとめ
発想力は、1日にして成らず。
皆さんも、ちょっとした空き時間に「もし○○だったら?」と脳内でジョギングしてみてください。
意外なアイデアが、あなたの日常を面白くするかもしれませんよ!
【参考】
シドニー ローゼン(編著)「私の声はあなたとともに: ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー」(1996)P103
Reid J. DaitzmanReid J. Daitzman 著”Mental Jogging: 365 Games to Enjoy, to Stimulate the Imagination, to Increase Ability to Solve Problems and Puzzles”(1980)
Vtubeあつまれアイデア大作戦
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